医療事務員を育成する会社 株式会社GLANZ
★現場歴25年の豊富な経験と高い技術
★オーダーメイド指導と研修に特化
★クリニック専門・医療事務指導・現場指導
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株式会社GLANZ
(グランツ)
愛知県名古屋市中区栄5-26-39
≪コラム6≫ 後編
前回は仲が良いことが『チーム力』ではないという話をさせていただきましたが、実際、『チーム力』でスムーズにできていると思うところは、
① スタッフ同士仲は良いが、患者さんの前ではきちんと線引きできている。
・友達のような接し方をしない。
・適度な距離感を心得ている。
・患者さんの前でため口での会話をしない
② 全部署で把握することの情報共有ができている。
・同部署同士で把握したら、必ず他の部署でも必要な内容はすぐ伝えにいく。
・なるべく情報共有を後回しにしない。常に同じ情報が早い段階で出来ている。
③ 部署ごとの境界線を作らない
・一つの部署が忙しそうなときはできそうなことを進んで手伝う。
・その部署しかできない事(医療行為や会計業務など)以外は誰もがやるという高い意識をもっている
何事もチーム単位(クリニック全体)で患者さんの状況を共有し、また全員同じレベルで業務をこなすことに徹底しています。チーム力とは、適度な人間関係と、個々に情報を抱えこまず常に情報を共有すること。そして、他の部署業務にも興味をもって、積極的に関わることであると思います。患者さんが何か質問した時に、全く知らない・分からない態度をされると、とても不安になりますし、共有することを意識していないレベルの低いところだとすぐばれてしまいます。
全部をリアルタイムで共有することは、忙しい中とても難しい部分ではありますが、だからと言ってすべてを「忙しい」で片づけるのではなく、みんなが心ひとつにやっていこう!という志で取り組む姿勢こそが真のチーム力であると考えます。
今、現場のチーム力を患者様のために使えていますか?