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現場が上手くいっているクリニックはここがちがう!

≪コラム6≫ 前編

チーム力に何を求めますか?

何事もチーム単位で考え、患者さんの状況を共有

医療事務スキルアップの研修・育成、現場コンサルティング・レセプト点検なら株式会社GLANZ

 『チーム力』という言葉を最近では業種に関係なくよく耳にします。

簡単にいえば、一人の力では目指せないレベルの目標を、複数がチームとして力を発揮することによって達成できることでありますが、ではその『チーム力』とは一体何に当たるのでしょうか?

 

仲が良いことが『チーム力』ではない

最近、チーム力という意味を間違えていないかな?と思うことが度々あります。

特にクリニックは女性のスタッフがほとんどですので、実際人間関係も大変だったりすることがあると思います。関係が悪いところはチーム力以前の問題ですが、仲良くやれているだけでも「良し」としなければならないところかもしれません。しかし、「仲良くやれている」イコール「うちはチーム力がある」と勘違いしているところも少なくありませんし、実際、仲の良さが逆に医療機関にとって裏目にでている場合もあります。どちらにしても常に程よい緊張感と仕事中であるという意識は必要であると思います。

 

現場でこんな場面はありませんか?

・失敗したことをお互いかばい合って軽く済ませてしまい、次の反省に生かせてない

・ミスを隠そうとする又は隠して報告しない

・情報共有されていない事が患者さんに迷惑をかける形になっても悪いと思っていない

・他部署の業務に全く興味を持たず、多忙時にフォローしあうことを損得勘定で考える

・1つのミスの話を他の部署と責任転嫁しあう

・部署ごとに確立されすぎて、業務に対する繋がりを感じられない

 

本来で言えば、業務中と業務外の気持ちを切り離せたら一番良いと思います。

しかし、実際はなかなか線引きが難しいと思いますので、その部分を除いたとしても仲が良いだけでは決してチーム力が良いとは言えません。それなら極端にいえば、仲が良くなくてもしっかり線引きして、業務中だけでも繋がりをもってやってくれた方がいいわけです。ただ、実際チーム力のある現場は何をとってもほぼ問題がなく、また毎日の業務も滞りなく同じ状態でスムーズに展開されているところが多いです。

では、上手く展開しているクリニックはどんな感じなのでしょうか?また次回にお話ししたいと思います。

 

(次回、R1.8.15頃 配信予定